スペイン伝統のタイル作りを体験-自由が丘のギャラリーでワークショップ

12月10日12時16分配信 自由が丘経済新聞

 自由が丘北口駅前にあるギャラリー「アートフォーラム ワンズ 自由が丘」(目黒区自由が丘1、TEL 03-3718-7300)で来年1月18日、スペインタイル・陶芸工房「西美里愛(セビリア)」によるスペインタイルのワークショップが開講される。

 「西美里愛」は、スペイン・セビリアで知り合った陶芸家MomiさんとIkuさんの日本人女性2人が2006年に立ち上げたスペイン陶芸・タイルショップ。通常Ikuさんはセビリアに、Momiさんは横浜に活動の拠点を置き、ウェブショップでの販売をメーンに国内で作品展なども開催している。

 今回のワークショップは、スペインでは店の看板や外壁など日常生活の一部として親しまれている「スペインタイル」を広く知ってもらいたいと企画したもの。当日は2人が、スペインタイルの魅力や現地のエピソードなどを織り交ぜながら指導する。

 講座では、素焼きしたタイルの上に鉛筆や色顔料を混ぜた車用オイルで図柄を描く「クエルダ・セカ」と呼ばれるセビリアの伝統的な技法を用いたタイル作りに挑戦する。素材は15センチ四方のタイルで、表札や壁掛け鏡、コースターなどにアレンジすることができる。

 「スペインタイルの魅力は、その鮮やかな色彩。初めての方にもわかりやすく指導するので、タイル作りの楽しさを体験していただければ。プレゼントやご自宅のインテリアとしてオリジナルタイル作りに挑戦してほしい」(Ikuさん)。

 当日は、スペインタイルを使った時計や温度計などのインテリア小物、スペイン陶芸による器など「西美里愛」の作品展示も行う。

 開講時間は14時~16時。受講料は3,500円(材料費1,000円、焼成料500円別途)。定員15人。申し込みは「西美里愛」ホームページから。

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