県代表書家展:第一線で活躍の書家96人新作--横浜で開幕 /神奈川

2月12日12時2分配信 毎日新聞

 第一線で活躍する県内在住の書家の作品を集めた「県代表書家展」が11日、横浜市中区のゴールデンギャラリーで始まった。96人が1点ずつ新作を出品している。書の愛好家らが足を運び、一つ一つに見入っていた=写真。
 出展作は、墨付き鮮やかな大作をはじめ、絵のような文字や、青などの紙に書かれた力作も。約15年間、書を続けている横須賀市の石川和子さん(68)は「まだ下手なので勉強のために来た。書き手によって書風が違うので面白い」と話していた。
 ギャラリー近くの旧東急東横線桜木町駅舎では、特別企画「次代を担う新進作家展」も。30代~60歳代の書家43人の作品を集めており、タイルに色鮮やかな文字を書いた作品や、折帖(おりちょう)と呼ばれる折り畳み式の台紙に和歌を書いた作品もある。
 いずれも入場無料、17日まで。問い合わせ先は守玄齋・ゴールデン文具(045・201・7118)。【五味香織、写真も】

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA