秋の陶器まつり:東濃各地で蔵出しや廉売 4地区窯場めぐりも /岐阜

9月19日12時1分配信 毎日新聞

 東濃地方各地で秋の陶器まつりが始まる。10月3、4日に開かれる「美濃焼四大産地・窯場めぐり」では土岐市の駄知、下石と多治見市の笠原、市之倉の窯元が、自慢の製品を廉売。同11、12日に開かれる「たじみ茶碗(ちゃわん)まつり」では、多治見美濃焼卸センターの敷地に37社が49ブースで廉売や蔵出しを行う。いずれも、このシーズン最大の人出を誇るイベントで、関係者の期待は大きい。
 「窯場めぐり」は、別々に行っていたイベントを各地区の陶磁器工業協同組合が共同して行うようになったもので、今年で11回目。4地区のイベント内容は次の通り。【小林哲夫】
 【10月3、4日】
 <駄知どんぶりまつり>土岐市駄知町、セラテクノ土岐(どんぶり会館前)=窯元蔵出しめぐり▽穴窯体験▽大芋煮会▽1杯500円、10種類の駄知どんぶり限定販売▽1000種類のどんぶりが並ぶ、どんぶり広場▽使用しないどんぶりをリサイクルして来年のまつりで返却▽2500個の餅投げ=実行委(0572・59・8101)
 <かさはら窯ぐれ祭り>笠原中央公民館・広場=TVチャンピオン「KATSU」のタイルアート教室▽写真マグカップ・タイル焼き付けコーナー▽泥ダンゴ、らく焼きなどの体験コーナー▽手づくりクラフト横丁▽ガーデニング&エココーナー▽うまいもん・いいもん・どっさり市=実行委(0572・43・2141)
 <下石どえらぁええ陶器まつり>下石陶磁器工業協同組合周辺=裏山地区の窯元めぐり▽もろ板陶器市▽窯元自慢の品を展示する一窯一徴展▽キャラクター・とっくりとっくんを探してクイズに挑戦するオリエンテーリング▽うまいもん広場=実行委(0572・57・6101)
 <陶の里フェスティバルin市之倉2009>市之倉さかづき美術館と周辺=窯元、商社の蔵出し市▽22カ所の窯元やギャラリー、展示館をめぐるウォッチング▽ギャラリー与左エ門で、窯元38社がテーマに基づいた焼き物を一堂に展示▽写真コンテスト▽お祭り広場=実行委(0572・22・3719)
    ◇
 「たじみ茶碗まつり」は今年が32回目。昨年は23万人を集めたという。大廉売市のほか4000円で5000円分の商品券などもある。おもなイベントは次の通り。
 【10月11、12日】
 蔵出しセール▽味ののれん市▽地域物産展▽小学生対象の「お皿デザインコンテスト」入選者発表▽中学生対象「マグカップイラストコンテスト」入選者発表▽手芸品の展示即売▽キャラクター・うながっぱグッズ&グルメ大集合▽多治見ちゃわん一家・絵本&グッズコーナー▽陶器、木工、アクセサリーなどのクラフトマンの製品の展示即売=多治見美濃焼卸センター(0572・27・7111)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA