多治見市観光大使:3人に委嘱 日本一暑い・美濃焼の里PR /岐阜

 多治見市は市観光大使制度を新設し、同市出身で、「シェ・シバタ」のパティシエ、柴田武さん(39)▽同市在住で“文字職人”として活躍する杉浦誠司さん(33)▽同市在住のミュージシャン、森晴義さん(29)--の3人に委嘱することを決めた。観光客誘致のため「日本一暑い街多治見」「歴史文化の薫(かお)る美濃焼・タイルの里多治見」の魅力を広く宣伝する。

 任期は3年。8月1日午前10時から市文化会館小ホールで開かれる市制70周年記念式典で就任式が行われる。

 柴田さんは同市や名古屋市、中国・上海市に店を開くなど国際的に活躍。9月には香港店をオープンさせる。

 杉浦さんは07年に多治見市が日本最高気温40・9度を記録した際に、ひらがなの「にほんいちあつい」を組み合わせて漢字の「多治見」の文字を創作。

 森さんはユニット「absorv(アブソーブ)」のリーダーとして活躍。母校の同市立平和中学校をテーマにした「桜ノ雨」は全国の卒業式で歌われている。

 同市は、柴田さんが開発した「多治見さくさくクッキー~うながっぱドリーム」を1日から発売する。ヘーゼルナッツ味とゴマ味の2種類で8枚入り750円、16枚入り1380円。シェ・シバタ多治見店のほか、市PRセンター、多治見駅観光案内所などで販売する。

 問い合わせは同店(0572・24・3030)。【小林哲夫】

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