@S[アットエス] by 静岡新聞 11月21日(木)9時12分配信
「熱海アートフェスティバル」開催中のMOA美術館(熱海市)の「茶の庭」で、紅葉が見頃を迎えている。庭園の一角に立つ茶室「樵亭(しょうてい)」の露地を初めて特別公開し、連日大勢の観光客が貴重な光景を楽しんでいる。
樵亭は、幕末の岡山藩の筆頭家老伊木忠澄が建てた21の茶室のうちの1室。露地の紅葉は庭園内で最も美しいとされているが、階段や敷石が滑りやすいことなどから立ち入りを制限してきた。
公開は12月8日まで。庭園内では同日まで、特設のカフェも設けている。
館内では12月24日まで、所蔵企画展「日本画の巨匠―大観・春草・玉堂・栖鳳」を開催中。11月23日は熱海市民対象の無料招待日。
静岡新聞社