北堀江「cor」にチャペルウエディング「コル・ドゥ・アンヴュー」 /大阪

8月28日20時37分配信 みんなの経済新聞ネットワーク

 ウエディング事業を手掛けるウェイブ(大阪市西区北堀江1)は8月24日、北堀江の複合商業施設「cor(コル)」2階にチャペル&レストラン「cor de envue(コル・ドゥ・アンヴュー)」(北堀江1)をオープンした。(なんば経済新聞)

 「コル」は、四ツ橋駅近くにある北堀江のランドマーク的な複合商業施設で、インフィクスの間宮吉彦さんがデザインを担当した。1階にファッション関連の店舗のほか、シガーバーが入居、2階にはフレンチレストランが入居、敷地中央の樹木を取り囲むように店舗が配置されている。

 1998年設立のウェイブは、ハワイウエディングやレストランウエディングなどのほか、ドレスショップやギフト販売など、ウエディング関連事業を幅広く手がける。広域なんば圏内では、スイスホテル南海大阪のレストラン「ラ・トゥール」や、キャナルテラス堀江のレストラン「8G」とバー「ブルー」でレストランウエディングを行っている。

 今回オープンした「コル・ドゥ・アンヴュー」は、60人が収容できる8角形のガラス張りのチャペル。天井中央にも窓を設け、開放感のある雰囲気を演出した。小さなタイルを敷き詰めたバージンロードの先には、スワロフスキーのクリスタルガラスで作った十字架を掲げた。チャペル横には新郎新婦が身支度をするブライズルームのほか、エステルームも2室設けた。

 チャペルと同じ2階にあるフレンチレストラン「アンヴュー」とは、屋外の通路で行き来ができるようになっており、天気の良い日は「2つ目のバージンロード」(同社社長の山元貫司さん)として使用できる。レストラン内は落ち着いた雰囲気で、着席=60人、立食=100人が収容できるほか、併設するテラスではデザートビュッフェも楽しめる。

 「堀江をウエディングの街にしたい」と話す山元さんは、「モノ売りではなくコト売り」をモットーとする。披露宴では両家の地元の食材を使用した料理を提供したり、乾杯の際に新郎新婦のスペシャルカクテルメニューを用意するなど、結婚式を楽しめるようにしているという。カクテルメニューは結婚式後も保存し、後日レストランで楽しむことができる。「夫婦げんかをした際には、自分たちのカクテルを飲んで仲直りしてほしい(笑)」と山元さん。

 同レストランでは以前から年間70~80組のウエディングパーティーを行っていたが、チャペルができたことで、年間130組のペースで予約が入っているという。

旧JR奈良駅舎:改修完成 観光案内役で復活 ボランティア対応 /奈良

8月27日13時1分配信 毎日新聞

 ◇朱塗りの柱囲むイベントゾーンも
 昭和初期の近代建築として知られる旧JR奈良駅舎(奈良市三条本町)の改修工事が終わり、市総合観光案内所としてリニューアルオープンした。観光案内図を無料配布したり、ボランティアが相談に応じる。今後、荷物の配送サービスも始めるほか、来年7月にはオープンカフェも開店する予定。【泉谷由梨子】
 旧駅舎は国鉄時代の1934(昭和9)
年に主要部分が完成した。鉄筋コンクリート造でタイル張りの近代建築に寺院風の瓦屋根がついた和洋折衷様式。JR奈良駅の高架化などに伴い、取り壊しが検討されたが、住民らの保存運動もあり、市が保存活用することが決まった。
 04年5月に「曳(ひ)き家」工事で、駅舎を従来の場所から18メートル北東へ移動。07年には経済産業省の「地域活性化に役立つ近代化産業遺産」として認定され、国と市などが総工費約2億2500万円をかけて改修した。
 案内所は、市が市観光協会に業務委託。協会職員とボランティアの計5人が常駐し、年中無休で午前9時から午後9時まで運営する。内部のイベントゾーンには、平城宮跡の第一次大極殿正殿復原工事で作られた朱塗りの柱が納められ、コンサートなどにも対応できる。

千駄木に明治・昭和の古道具店-国立の古道具店で修行し独立 /東京

8月25日12時15分配信 みんなの経済新聞ネットワーク

 千駄木・不忍通り近くに8月1日、古道具店「negla(ネグラ)」(文京区千駄木2、TEL 050-3417-3766)がオープンした。(上野経済新聞)

 「もともと谷根千地域には店を構える知り合いが多く、とても面白い店も多かった。たまたま店舗に空きが出たことから、運命的なものを感じて千駄木に店舗を構えた」と話す店主の鍛冶さんは、国立の古道具店で修行を積んだ後に独立を果たした。

 「床の板張りやタイル張りの壁面、三和土などの内装工事はほとんど自分たちの手で行なった」(鍛冶さん)という手作り感あふれるアットホームな店内には、明治~昭和初期に作られた食器やインテリア、理科実験用器具など、さまざまな古道具が所狭しと並ぶ。

 同店のコンセプトについて、鍛冶さんは「選りすぐりの古道具をセレクトして並べるというタイプの古道具店が多いものの、当店ではあえて雑多な種類の商品を並べている。それらの中から自分だけの宝物となる古道具を探し出してほしい」と話す。「中にはどのように使うのかわからないような商品もあるが、例えばフラスコや薬瓶などの実験用具は調味料入れの用途としても使える。想像力を働かせながら楽しく使ってもらえれば」と同店の楽しみ方を提案する。

 営業時間は13時~19時。

職人さんが修理の奉仕 伊勢崎佐波職工組合 群馬

8月20日7時56分配信 産経新聞

 伊勢崎佐波職工組合(生形英雄組合長)の組合員が夏休み期間を利用して小中学校などをボランティアで修繕する“奉仕作業”が19日、群馬県伊勢崎市の市立宮郷小学校など市内の教育・福祉施設で行われた。

 この奉仕作業は、大工などの職人で組織する同組合が地域貢献として実施しているもの。この日は組合員約250人が、学校から事前に要望のあった修理に取りかかった。

 宮郷小では、組合員のほか、伊勢崎佐波高等職業訓練校の生徒が駆けつけ、コンクリート柱の欠損やタイルのはがれなどを修繕。生形組合長は「職人の存在を知ってもらえれば」と話している。

住友不動産/浜松駅前に32階建て・194戸の超高層マンション194戸

8月6日18時54分配信 サーチナ

 住友不動産は、静岡県浜松市の「旭・板屋C地区第一種市街地開発事業」において超高層タワーマンション「シティタワー浜松(仮称)」(総戸数194戸)を分譲する。旭・板屋C地区は、浜松駅北口駅前広場に近接しており、商業施設や業務、文化施設が集積した地域。生活利便性の高いエリアのランドマークとして誕生する。10年8月下旬に完成予定。

 敷地面積は約2761平方メートル、RC造地上32階建て。ダークグレーを気調としたタイル貼りの外観は都会的な印象を与え、「周辺のタワーマンションをは一線を画す存在」となる。天井高3・3mのエントランスは天然石や天然木材を使用し高級感を打ち出す。(情報提供:週刊住宅新聞社)

青梅商店街は猫でいっぱいなのだ!!

8月7日7時56分配信 産経新聞

 「昭和レトロの街」で知られる青梅市の青梅商店街がこの夏、「猫町」を合言葉に装いを新たにしている。街を歩けば、店の看板にもレストランのメニューにも、いたるところに猫、猫、猫。どこか憎めないキャラクターに癒やされるが、いったいなんで猫なの?

 JR青梅線の青梅駅改札を抜けて商店街を歩くと、家電屋さんには猫バルーン、ギャラリーには猫のオブジェ、趣味の店には猫グッズが並び、料理店には猫ピザや「ねこめし丼」まで。猫交番に猫のバス停、猫かいくぐり公園も。50以上の店などがタイアップして猫グッズやメニューを提供しているという。

 中核をなすのが、青梅を愛した漫画家、故赤塚不二夫氏の作品などを展示した青梅赤塚不二夫会館だ。

 赤塚氏の飼い猫だった「菊千代」の在りし日をしのぶ企画展を9月27日まで開催中。おなか丸出しのバンザイ姿であおむけに寝る菊千代はテレビCMなどに引っ張りだこで、出演料は飼い主を上回り、赤塚氏はたびたび借用書を書いては菊千代名義の口座から飲み代を借りたという逸話もあるとか。

 昭和レトロ商品博物館では「猫町商会タイル画展」、昭和幻燈館でも「猫町一丁目幻想展」などを開催中で、3館をめぐる割引パスも発売されている。

 ところで、なんで猫なのか-。「平成10年に青梅で開いた招き猫サミット以来、街の随所に猫の飾りなどが残っていたためです。深い考えはないんですが、猫ってオブジェにしやすいし、癒やされるキャラでしょ」(商店会の男性)

 青梅赤塚不二夫会館の横川秀利館長は「人間目線ではなく、猫目線で路地裏や店などを見れば違った発見があると思います」と話した。【問】同会館(電)0428・20・0355。

町田の古民家カフェ・レストラン再開-新店長はプロカメラマン /東京

7月31日18時10分配信 みんなの経済新聞ネットワーク

 都立小山田緑地そばの古民家カフェ・レストラン「Athena(アシーナ)」(町田市図師町)が7月7日、1年半ぶりに再開した。(町田経済新聞)

 50年以上前に建てられた民家を造園家がリノベーションした同店。外観は当時の面影を残したまま、内装は自然素材を多用しながらもモダンな印象。内壁は敷地から掘り出した土と畳をばらして混ぜた材料を塗り込んだ。床は、砕石や砂利、タイルなど異なる素材を組みあわせた独特なパターン。大きなガラス窓は、裏庭に広がる竹林を借景として、竹林からの涼風を取り込む。「休業する前は、建物を見学に来る方もいたようだ」と店長の岩井猛さん。

 岩井さんの本業はカメラマン。テレビ映画の助監督や宣伝スチール、アイドル雑誌カメラマンを経て、愛犬との出会いがきっかけとなり動物カメラマンに転向。現在は、主に犬関連雑誌や書籍などの撮影や執筆活動のほか、テレビ番組「ぽちタマ」にも出演。同番組カレンダーの監修も行っている。

 「以前は客として来店し、休業を残念に思っていた。建物を管理している造園家に、店を復活させたいと持ちかけたところ話が進んだ。特徴的な建物なので撮影や作品展示にも使いたい」(岩井さん)。店舗面積は約20坪。席数は12席。

 メニューは、鶏のガーリックオリーブオイル焼き、ミラノ風ポークカツレツ、ツナのトマトクリームパスタ、カレー(以上すべて1,000円、サラダ・ドリンク付き)やホットサンド(500円)など。コーヒー(400円)、紅茶(400円~450円)、ビール(300円~350円)、バナナジュース(500円)などのドリンクや町田産の朝積みブルーベリーのヨーグルトシェイク(500円)、黒糖とレーズンのバターケーキ(350円)なども用意する。客単価は1,000円を見込む。

 日本紅茶協会の認定インストラクターの資格を持つ岩井さんは「ダージリンやアッサムなどの厳選した茶葉を丁寧にいれる。紅茶教室も開く予定。小山田緑地の散策と併せて来店いただければ」と話す。

 営業時間は10時30分~19時。食事の提供は11時30分~。19時以降は予約が必要。

衝撃の告発映画!日本人がイルカを大量に捕獲!食用として学校給食に!水銀量は16倍!

7月30日13時23分配信 シネマトゥデイ

 和歌山県で行われているイルカ大量捕獲についてのドキュメンタリー映画『The Cove』(原題)の監督であるルイ・シホヨスが「この事実をもっと日本人に知ってもらいたい」とインタビューに答えた。

 今年のサンダンス映画祭のドキュメンタリー部門で、観客賞を受賞した本作は、和歌山県太地町で行われているイルカの追い込み猟に焦点を当て、捕獲されたイルカの一部が水族館に売られ、そこで選ばれなかったイルカは、その場で殺され肉として売られているという事実を暴く。そしてその肉には大量の水銀が含まれているだけでなく、偽装してクジラ肉として売られたり、学校の給食として出回っていたりする現実を見せ付ける。

 初めて太地町を訪れたときの印象について。「太地町に入って橋を渡ると2つのイルカ像が出迎えてくれて、道はイルカの絵のタイルで埋め尽くされているんだ。表面的には、実際にそこで行われていることとは対照的だね。そして町の真ん中の吉野熊野国立公園に入ると、そこには砦があって、非常に高いフェンスと有刺鉄線が張り巡らされていた。さらに行くと、入り江に通じる津波用の避難場所があって、そこのトンネルの中にはセンサーが置かれ、人が通ったりするとすぐにセンサーが鳴り響き、警官が来る仕組みになっているんだ」とイルカの捕獲に使用されている入り江が、一般人が簡単に入れない仕組みであることを教えてくれた。

 では、イルカはどうやって捕獲されるのか。「毎年一定の時期になると、イルカたちは大地町の近くの海を移住のために通るんだ。恐らく、同じ経路を1000年近く通っていたと思うな。そこに漁師たちは網を張り、水中に棒状のものを半分沈めて音を鳴らし、音の壁を作るんだ。聴覚のいいイルカは、その音に驚き、群れになって泳いでいるところを、入り江などに強制的に押し込まれる形になる」とのことだ。

 ルイ監督は、入り江でのイルカ捕獲と、イルカが処分される映像を撮るために太地町を訪れた。当然現地の人間は、訪問理由を知らず、怪しげなルイ監督を追跡していた。「撮影中はずっと、現地の警官が24時間態勢で僕らを監視していたよ。どこに行くにしてもね。隣町に行って、別のホテルに宿泊していたときでさえも、僕らと同じホテルに警官たちが警戒して宿泊していたんだよ。その監視の目を盗んで撮影するのが、一番キツかったね」と話してくれた。もちろん撮影は無許可で行われた。

 規定値の16倍を超える水銀が含まれるイルカの肉を、太地町の学校で給食として提供されていたことがあった。「太地町の町議会議員も驚いていたが、これは非常に重要な問題さ。学校の子どもはもちろん、妊婦がスーパーなどでイルカの肉を買って食べてしまったら大変なことになるだろう? 現在は、太地町のコミッショナー3人が決議して、完全にイルカの肉を太地町の学校に出回らないようにしたらしいが、決議したコミッショナーの一人は、子どもが村八分のような状態になってしまい、町を出なければならない状況になってしまったらしいね」。

 ルイ監督の意見もわかるが、イルカやクジラは知能の高い動物だから保護し、鶏や牛や豚などの家畜類は殺してもOKというのは、都合のいい人間のエゴではないのだろうか? 「その点については、僕も同感さ。確かに動物福祉問題で、僕らのようなOPS(海洋保護協会)の者が、議論で勝つことは難しいと思う。オーストラリアでは、カンガルーを殺して肉にしていたのを見たし、アメリカで家畜が殺されているのも見たことがある。一方の動物だけを生かし、ほかの動物を殺すのは、確かに矛盾がある。しかし、僕らが主張したいのは、このイルカの肉が人体に悪影響を及ぼすということさ。もし日本の人たちが、魚を主食としている哺乳(ほにゅう)類に、大量の水銀が含まれていることを知ったら、食べないだろう? さらにイルカの肉がクジラ肉として売られているとしたら、それにも気を付けるだろう? 最終的には、人に害をもたらす危険性があるということを考えなければいけないんだ」と安全性を第一に考えることを強調していた。

 この映画を公開することや、映画のインタビュー記事を書くことでもたらされる、太地町民への影響についても考えなければならない。「僕の住んでいる近所で原発が建てられるとしたら、安全のために反対するのと同じように、もっと大きな視点でこの問題を見つめなければいけないだろうね。確かに、記事や映画が原因となって世間に知られ、町民や家族の仕事に影響を及ぼすかもしれない。だが、水銀の入った肉を食べてしまう可能性が日本全国民にあることを忘れてはいけないよ。最終的に何が大事かをしっかりと選択しなくてはいけないんだ」とコメントした。

 最近、東京国際映画祭の関係者がこの映画を観たらしい。日本で上映されるかどうかはわからないが、ルイ監督は、日本人に吹き替えをやってもらい、できるだけ多くの日本人に観てほしいと願っている。(取材・文:細木信宏 / Nobuhiro Hosoki)