雪が降った時に要注意 街中の滑りやすい場所は?

ふだんあまり雪が降らない都市部で突然の雪が降ると、転倒する人が続出します。街中で滑りやすい場所を知っておくだけでも転倒事故を防ぐのに役立ちます。

札幌市のウインターライフ推進協議会の金田安弘さんに、街中にある滑りやすい場所を教えてもらいました。

道路の白線は特に注意

「道路の白線は普通の舗装部分と異なって水が浸みこまないので、溶けた雪で薄い氷の膜ができやすくなります。中でも横断歩道は注意が必要です。白線ばかりでなく、歩道と横断歩道の境目部分は傾斜がついているので滑りやすいのです。

また、中央分離帯がある道路では、分離帯を頂点に前後に微妙な傾斜がついているので、分離帯付近の横断歩道で滑る、ということもあります。白線と傾斜でより滑りやすい横断報道では、白線の上はなるべく歩かず、傾斜に注意しながら慎重に歩くことをおすすめします」(金田さん)

街中にたくさんある、滑りやすい場所に注意

「都市部の街中特有の滑りやすい場所はまだ他にもたくさんあります。車の出入りがある歩道、バスやタクシーの乗降場所、タイル貼りの地下街や店内の入口などは特に滑りやすいのでなるべく避けるか、十分注意して歩くことが必要です」(金田さん)

▼車の出入りがある歩道
ガソリンスタンドや店舗の駐車場の入口などは、車が雪を固めている上に、道路に向かって傾斜がついているため、足が取られる。

▼バスやタクシーの乗降場所
乗降する人が踏み固める上に、乗降する際に大股になって姿勢が不安定になる。

▼タイル貼りの地下街や店内の出入口
タイル貼りの床は雪や水分が付いた靴では非常に滑りやすい。

見た目が白くなっていなくても、滑りやすくなっている可能性もあります。転倒してけがをしないよう十分注意してください。

介護保険で住みやすく? かこじぃ、かこばぁの知恵袋

2019/6/29 05:30 神戸新聞NEXT

かこじぃ(80)、かこばぁ(74)は、兵庫県東播地域で2人暮らし。慣れ親しんだわが家だが、最近、少し不便を感じている。住宅改修にかかる費用の支給や、暮らしを支える用具のレンタル制度があると聞き、同県加古川市介護保険課の浜田愛さんたちを訪ねた。

かこじぃ 最近、家の中でよくつまずくし、風呂も床がタイルでつるつる滑るんじゃ。

浜田さん 転ぶと骨折や入院につながりかねませんね。介護保険制度の要介護・要支援に認定されると、在宅での暮らしを支えるため、住宅改修費支給▽福祉用具貸与▽特定福祉用具購入費支給-のサービスが受けられます。

かこばぁ 住宅改修は、どんな工事が対象になるの。

浜田さん 手すりの取り付けや、段差の解消が代表的です。段差解消は、玄関先の階段をスロープに変えたり、床のかさ上げで敷居との段差を埋めたりします。かこじぃさんの言うお風呂は、床材を滑りにくいものに変更する工事で対応できます。

かこじぃ どうやって進めたらいいんじゃ。

浜田さん まずは本人とケアマネジャーさんら専門家、家族が話し合って、生活のどこに不便を感じるかを確認します。本人が普段の生活で慣れてしまっていても、専門家が改修を勧める場合もあります。例えば、玄関から上がるとき、壁や家具で手を支えているなら、手すりの方が安全です。工事の前後に申請書を市役所に提出してもらいます。

かこばぁ お金はどれくらい戻ってくるの。

浜田さん 20万円までの費用を上限に、7~9割を支給します。割合は収入に応じます。加古川市では年間約1千件の利用があり、平均十数万円を支給しています。便器の取り換えなどは費用が高額になりますね。

かこじぃ あんまり、金をかけられんのじゃ。

浜田さん 介護保険サービスのほかに、より大がかりな工事向けの「住宅改造費助成事業」があります。加古川市の場合、介護認定がなくても高齢者のいる世帯であれば利用できますが、所得制限や細かい助成条件がありますので、よく確認してください。

かこばぁ レンタルの福祉用具にはどんなものがあるの。

浜田さん 車いすや電動ベッド、歩行器などがあり、自己負担額は1~3割。デイサービスなど、ほかの介護サービスとの合計で支給限度額が決まってます。ケアマネさんが生活全体のバランスで何を借りるか考えてくれます。

かこばぁ 購入費を支給してくれる「特定福祉用具」って?

浜田さん 入浴や排せつに使う用具で、年間10万円の購入費を限度に7~9割を支給しています。ベッド脇に置くポータブルトイレや、お風呂の中で腰掛ける「浴槽台」などがありますよ。

かこじぃ レンタルや販売はどこでやってるんじゃ。

浜田さん 大手のレンタルショップや、福祉用具の専門店で取り扱っています。専門店の中には改修も頼めるお店もあります。

かこばぁ 改修工事の業者選びはどうしたらええのかしら。

浜田さん 周囲で改修した人に聞いてみてはどうでしょう。要介護・要支援認定のある人はケアマネさんに、そうでない人は地域包括支援センターに相談してください。(まとめ・広岡磨璃)
神戸新聞NEXT

床の滑り止めも住宅改修費支給の対象となります。
詳しくはお問い合わせください。

倒事故撲滅!!防滑施工の重要性
弊社ホームページ http://www.t-ground.co.jp/
弊社ではホームページで公開している工法の他にも、さまざまな条件や状況に合った適材を取り扱い、すべての床材・ロケーションの滑り止めについて適切にコンサルティングいたしますので、お気軽にご相談ください。 滑りやすい床材でお困りの管理者様、今すぐ下記にご連絡下さい。
TEL 0725-40-3622 FAX 0725-40-3623 mail info@t-ground.co.jp

水で濡れると滑る磨きの石床・タイル床を、滑り止め加工にできる!バイオメンテックが「ノンスリップコート」を特許出願

植物性バイオ洗剤「ケミクリーン」や特殊コーティング剤を製造販売し洗浄工事を行っている株式会社バイオメンテック(所在地:東京都渋谷区)は、水で濡れると滑る石床やタイル床の滑り止めを行うコーティング剤「ノンスリップコート」を開発し、特許を出願しました。 6月1日から発売を開始いたします。100ccで2,000円(税別)を予定。

オフィスビルやホテル、病院、コンビニのエントランスにツルツル滑る磨きの石床・タイル床は、雨や雪の日に水分が付着すると滑りやすく危険です。転倒防止のため入り口付近に吸水マットを敷くと見た目が悪く、マットを敷いた部分以外は結局(濡れていると)滑るのが現状です。 こうした(水で濡れると滑る)床材に「ノンスリップコート」をウエス(布切れ)に付けてひと塗りすると、水で濡れても滑りにくくなります。

<滑らない秘密は、“高すぎる撥水性”にあり> 滑ってしまうのは足底に水膜ができることが原因で、「ノンスリップコート」は床面を超撥水にし、床の水溜まりを“水滴”に変えてしまうことで滑らなくします。よくある床の表面に穴を空けて摩擦抵抗値を上げて滑り止めにするタイプのものとは全く異なる製品です。

コートした床は見た目も変わらず、薄膜で塗り目も出ないので、誰でも簡単に塗ることができます。コートして30分で完全乾燥し、塗布した面の上を歩行できます。エントランスの床の他、水で濡れる浴室の床、バスタブの中の滑る底もノンスリップにできます。

もともとこの製品は自動車のフロントガラス用のコート剤として開発しましたが、撥水性が高すぎて、窓に水滴が残らないことからワイパーが滑らなくなり失敗しました。しかし、この滑り止め効果を何かに生かせないかと思い床面の滑り止めコーティング剤として転用しました。失敗が成功を産んだ製品です。

試験機関での滑り止め試験報告書もあります。

【会社概要】 商号   : 株式会社バイオメンテック 本店所在地: 東京都渋谷区道玄坂一丁目21番6号 東急スカイラインビル 設立年月日: 2006年6月8日設立 事業内容 : 外床・外壁用バイオ洗剤「ケミクリーン」の製造及び販売        各種特殊コーティング塗装の製造及び販売        特殊洗浄工事(外壁洗浄、プール洗浄、浴場洗浄など)        ロープ作業(無足場)による外壁バイオ洗浄・        雨漏り補修工事(シーリング工事)・外壁塗装工事・        外壁タイル打診調査 資本金  : 3,000万円 URL    : http://www.bio-mentech.com/index.html

【本リリースに関するお問い合わせ/お客様からのお問い合わせ先】 株式会社バイオメンテック 担当 : 吉田 TEL : 0120-192990(イークリーニングキレー) Email: info@bio-mentech.com

幻想的だけどクサい…トルコの人気観光地で起こる、写真では気づけないこと

[2014/10/18]

世界有数の親日国としても有名なトルコ。アジアとヨーロッパの間にあるので両方の雰囲気が楽しめ、世界3大料理のひとつであるトルコ料理を味わえるのもいいところ。また、カッパドキアなどをはじめとした有名な世界遺産もあり、日本でも人気の海外旅行地のひとつです。

しかし、そんな素敵なトルコにも、気を付けたいことやちょっとした欠点(?)もあります。今回は、トルコの人気観光地に行って気づいたことを紹介していきます。

●パムッカレ、滑るかどうかはあなた次第

世界的にも珍しい大規模な石灰棚のパムッカレは、石灰を含んだお湯が階段を降りていっているようなつくりになっています。段ごとに浅い温泉のようになっていて、深さはふくらはぎくらい。せっかく来たんだから…という思いから、観光客のほとんどは靴を脱いでぬるま湯の中に入っていきます。

ここで注意したいのが、「石灰を含んだお湯」ということです。普通のお湯とは違ってぬるぬるしているため、かなり滑ります。多くの観光客がいる中で滑って転ぶのはかなり恥ずかしいうえに、びしょ濡れになってしまい悲惨な状態に…。滑って転んで、状況的にもスベっている…という最悪な展開になりかねないので、歩くときは細心の注意を。

ちなみに筆者が足を運んだ際にも、トラ柄の服をきた大阪のオバサマがはしゃぎすぎてしまい、気持ちいいくらいダイナミックに転んでいました。しかし、びしょ濡れになったオバサマは「トラが泣いてしまったわー」と、逆に外国人も含めた周りにいた人の笑いをとっていました。滑ってもスベらない…。海外でも大阪おばちゃんパワーは通じる、ということを学びました。

●視覚的には幻想、臭覚的には現実

イスタンブールには、ブルーモスクと呼ばれる歴史的建造物があります。ブルーモスク内は絨毯が敷かれていて土足禁止となっているため、入る時には靴を脱ぎ、靴入れ用のビニール袋に入れて中に入ります。中はステンドグラスやシャンデリアなどの装飾があり、時間を忘れて見入ってしまうほど綺麗で感動的です。

しかし、幻想的な世界へ浸っているときに、現実へ引き戻されるくらい気になることがあります。それは、ニオイ…。全員が靴を脱いで入るので、足のニオイがそこらじゅうに漂っているのです。

建物内にはいろんな国の人が大勢いるので、それぞれの国の独特のニオイが合わさり、協奏曲のような絶妙なハーモニーと表現したくなるようなニオイが…。ひとりひとりの力は小さくても、みんなの力を合わせれば大きな力になる、という言葉が身に染みるような体験でした。

このように、素敵なトルコのちょっと気になったポイントを紹介しましたが、当然楽しいこともいっぱいあります。街を歩いていると、日本人というだけで「一緒に写真を撮ってほしい」と頼まれるほどの“ザ・親日国”な体験もできました。トルコに行けばきっと、印象的な思い出がたくさんできますよ!

(文/しらべぇ編集部・八木彩香)

 

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懐中電灯に非常食、歩幅、車…慣れぬ大雪ここに注意

テレビ朝日(02/07 17:07)

8日は東京や大阪など都市部に住んでいる方は特に注意が必要です。

雪にあまり慣れていない都市部では、去年の「成人の日」の大雪で、東京は8センチの積雪となり、道路で転倒する事故や飛行機の欠航、また、雪の重みで電線が切れて停電になるなどの混乱が相次ぎました。懐中電灯や使い捨てカイロ、非常食といった備えが大事になってきます。
また、8日は極力、外出は避けて頂き、街を歩く場合の注意点として、歩幅を小さくゆっくりと、足は地面に対して垂直にする。横断歩道では雪が踏み固められていたり、また、タイル張りの道では雪で滑りやすいため、十分な注意が必要です。
さらに、車を運転される方は、雪の重みでワイパーが壊れないよう、事前に立てておいてください。車の屋根に積んだままの雪がブレーキを踏んだとたん、目の前に落下して視界が悪くなる場合などがあるため、屋根の雪を下ろしてから運転することなど、国土交通省が呼び掛けています。

出入り口、バリアフリーに

 居住者の高齢化が進んだマンションで、共有部の出入り口をバリアフリー化する工事への関心が高まっている。

 大規模修繕にあわせて行うケースが多い。工事費用の補助などを行う自治体もある。

 1975年築の「東建きぬたマンション」(東京都世田谷区、6階建て57世帯)は2011年、マンションの外から建物出入り口に通じる道に、車いす用スロープを設けるなどの工事をした。3回目の大規模修繕時に行った。

 理由は居住者の高齢化。出入り口に段差があり、車いすで移動できない、買い物カートの持ち上げがつらいといった声が寄せられていた。また、介護事業者も器材搬入に苦労していた。

【改修前】(写真は長谷工リフォーム提供)

【改修後】スロープの幅を広げ、勾配を緩やかに。柵を設けて安全性を向上した。出入り口は自動ドアに変更した(長谷工リフォーム提供)

 このため、組合は09年からスロープ設置などの検討を開始。NPO法人マンション管理支援協議会(東京)の助言を受けながら、具体的な施工場所を決め、公募で業者を選んだ。住民に対してもアンケートをしたり、説明会を開いたりして、同意を取り付けた。

 最終的には、出入り口のスロープ設置に加え、共用廊下などにあった計10か所の段差を解消。外からすべての自宅まで、段差なしで移動できるようになった。工費は約350万円。同マンション管理組合理事の近藤穣さんは「住民が長く快適に暮らすための工事ができた」と振り返る。

 年間200件以上のマンションの大規模修繕を手がける長谷工リフォーム(東京)でも、共用出入り口のバリアフリー工事の受注は増えている。内容は、スロープや手すり、床の滑り防止加工、自動ドア化、エレベーターの設置など。03年の改正ハートビル法(現バリアフリー法)施行で、マンションにも段差解消などが求められるようになった。工事の大半はそれ以前に建てられた物件。20年以上前の物件では、階段に手すりすらないものもあるという。

 同協議会理事の羽鳥修さんによると、手すりや柵を設け、滑り止め用タイルを敷いたスロープ1か所を作る標準的な費用は、250万~400万円。「まとまった費用が必要な大規模修繕に合わせると負担感は少ないはず」という。

 共用部のバリアフリー化を支援する自治体もある。横浜市はスロープや手すり、エレベーターの設置に、工費の3分の1、最大30万円を補助。京都市も段差解消や手動ドアの自動ドア化などに、工費の2分の1、最大100万円を補助する。東京都では、住宅金融支援機構から融資を受けるなどすると、金利が1%低くなる利子補給を行っている。公益財団法人マンション管理センターのホームページ(http://www.mankan.or.jp/)では、助成制度がある自治体を紹介している。

 羽鳥さんは「管理組合理事会は、定期的にアンケートを行うなど、日頃から住民の暮らしの問題を把握しておくと、資金計画も立てやすく、住民の理解も得やすいでしょう」と話している。

(2013年12月9日  読売新聞)
 
 

紅葉見頃、「樵亭」を特別公開 熱海・MOA美術館

@S[アットエス] by 静岡新聞 11月21日(木)9時12分配信

「熱海アートフェスティバル」開催中のMOA美術館(熱海市)の「茶の庭」で、紅葉が見頃を迎えている。庭園の一角に立つ茶室「樵亭(しょうてい)」の露地を初めて特別公開し、連日大勢の観光客が貴重な光景を楽しんでいる。
 樵亭は、幕末の岡山藩の筆頭家老伊木忠澄が建てた21の茶室のうちの1室。露地の紅葉は庭園内で最も美しいとされているが、階段や敷石が滑りやすいことなどから立ち入りを制限してきた。
 公開は12月8日まで。庭園内では同日まで、特設のカフェも設けている。
 館内では12月24日まで、所蔵企画展「日本画の巨匠―大観・春草・玉堂・栖鳳」を開催中。11月23日は熱海市民対象の無料招待日。

静岡新聞社

愛知県長久手市「ボルボ・カー 名東」新ショールームコンセプトでオープン

山津正明  [2013/09/11]

ボルボ・カー・ジャパンはこのほど、正規ディーラーのインターヨーロッパによる新しい販売拠点「ボルボ・カー 名東」のオープンを発表した。同店舗はボルボが世界で進める最新のショールームコンセプト「VRE」を採用する日本第1号店となる。

同店舗は、近年開発が急速に進んでいる愛知県名古屋市東部、東名高速道路の名古屋インターチェンジからも程近い長久手市の住宅地に位置する。その外観・インテリアは、ボルボが世界で進める最新のショールームコンセプト「VRE(Volvo Retail Experience)」を採用。2013年から世界各地で導入が始まっており、日本では同店舗が第1号となる。

店舗外観は最新の建築デザイントレンドを盛り込んだガラスファサードを使用。北欧をイメージしたアイスキューブを表現している。インテリアはおもに2つのゾーンで構成されており、ひとつはゆったりと展示された車両を際立たせる白い壁面に、グレーのタイル床を組み合わせた「ストリート」。もうひとつは来店客がリラックスして過ごせる北欧インテリアアイテムやカフェコーナーを配置した、フローリング敷きの「リビングルーム」だ。

「ボルボ・カー 名東」では、5台の車両展示を行っており、営業時間は9:30~19:00。定休日は月曜日となっている。

“一日狸事長”に「本物」登場 狸小路140周年、笑顔で式典

北海道新聞(08/05 16:00)

 札幌市中央区の商店街、狸小路で3日、誕生140周年とメーン街路のバリアフリー化工事の完成記念式典が開かれた。本物のタヌキも「一日狸事長(りじちょう)」として登場し、商店主や買い物客らが笑顔で節目を祝った。

 狸小路は1873年(明治6年)に誕生した。式典は1973年の100周年記念時に建立された通称「狸神社」(狸小路5)前で開かれ、札幌狸小路商店街振興組合(菊池恒理事長)の会員や、姉妹提携している松山市の商店街関係者ら約100人が参加した。

 「よいしょ」のかけ声で鏡開き後、通りかかった買い物客に祝い酒が振る舞われた。一日狸事長のエゾタヌキとふれ合える時間も設けられ、親子連れなどが「かわいい」と歓声を上げた。式典に続いて恒例の夏祭りも行われ、御輿(みこし)を担いだ商店主らが商店街を練り歩いた。

 菊池理事長は、「これからも150周年、200周年に向け、コミュニティーの核として伝統をつないでいきたい」と話した。

 バリアフリー化は札幌市の事業で、狸小路1~6丁目を東西に貫く街路をタイルから滑りにくい御影石の舗装に変え、中央部分から店側に傾斜していた勾配も緩やかにした。目の不自由な人も歩きやすいよう点字ブロックを敷設した。総事業費約5億円で昨年着工し今月中に完了予定。(西依一憲)

避難誘導サインタイル ニットーが開発、床面に設置

岐阜新聞 2013年07月25日09:20

◆途切れず経路案内

 タイルメーカーのニットー(土岐市駄知町、日東英成社長)は、広域避難場所や津波避難場所への避難路を示す避難誘導サインタイルを開発した。分かりやすいように「非常口」の絵文字をあしらったデザインを採用。床面に設置することで看板と異なり、避難場所まで途切れずに避難路を示せる。東日本大震災以降、スムーズな避難の重要性が高まる中、新しい避難誘導サインとして自治体に提案する考えだ。

 従来の避難誘導サインは看板が主流。しかし電柱や壁など看板を掲示できる場所は限られており、途中で途切れるケースがあるという。サインタイルであれば床面に設置するため、避難場所まで途切れずに避難路を示せる利点がある。

 デザインは非常口の絵文字を考案したグラフィックデザイナーの太田幸夫氏の監修の下で完成。標準仕様は「矢印」、「絵文字」、「場所と距離の文字」それぞれをタイルにあしらった3枚で構成する。色は緑だが、要望に応じてデザイン変更や色の変更も受け付ける。

 タイルは同社が公共事業の床面用として製造している御影石調の「グラニットタイル」を用いており、耐久性が高くて滑りにくい。また絵文字などはスクリーン印刷をしてから1200度の高温で焼成するため、剥がれや退色にも強い。定価は140ミリ角で厚さ20ミリのタイル3枚の1色印刷で、1万5750円。