8月25日12時15分配信 みんなの経済新聞ネットワーク
千駄木・不忍通り近くに8月1日、古道具店「negla(ネグラ)」(文京区千駄木2、TEL 050-3417-3766)がオープンした。(上野経済新聞)
「もともと谷根千地域には店を構える知り合いが多く、とても面白い店も多かった。たまたま店舗に空きが出たことから、運命的なものを感じて千駄木に店舗を構えた」と話す店主の鍛冶さんは、国立の古道具店で修行を積んだ後に独立を果たした。
「床の板張りやタイル張りの壁面、三和土などの内装工事はほとんど自分たちの手で行なった」(鍛冶さん)という手作り感あふれるアットホームな店内には、明治~昭和初期に作られた食器やインテリア、理科実験用器具など、さまざまな古道具が所狭しと並ぶ。
同店のコンセプトについて、鍛冶さんは「選りすぐりの古道具をセレクトして並べるというタイプの古道具店が多いものの、当店ではあえて雑多な種類の商品を並べている。それらの中から自分だけの宝物となる古道具を探し出してほしい」と話す。「中にはどのように使うのかわからないような商品もあるが、例えばフラスコや薬瓶などの実験用具は調味料入れの用途としても使える。想像力を働かせながら楽しく使ってもらえれば」と同店の楽しみ方を提案する。
営業時間は13時~19時。