長野技能五輪:公式ロゴ・キャラ決定 12年県内初開催 /長野

12年秋に初めて県内で開催される「長野技能五輪・アビリンピック2012」の公式ロゴマーク・キャラクターが決まった。推進協議会(会長・村井仁知事)が公募で集めた作品から、県内のメディアやデザイン関係者らによる審査で選んだ。

 ロゴマークには86点の応募があり、諏訪市のデザインスタジオ代表、岡谷哲男さん(58)の作品に決定。五輪を想起する円の組み合わせで二つの大会を表現。全体としてリンゴをイメージさせ、長野大会をアピールしている。

 またキャラクターには94点の応募があり、長野市のイラストレーター、酒井智夏さん(48)の作品が選ばれた。技能を表し、「つなぐ」の意味を込めてモチーフを「手」に据えた。長野のシンボルである山々や自然も表現し、カラーは緑を基調に伸びゆくイメージを込めた。キャラクターの名前も公募で選ばれる。

 技能五輪は松本、諏訪両市で4日間、23歳以下の若手技術者が機械組み立て、タイル張り、左官、美容などの45職種で競技を予定している。またアビリンピックは長野市で3日間あり、15歳以上の障害者が家具、洋裁、義肢など25職種で腕を競う予定だ。【竹内良和】

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