パナホーム、柔軟な設計と維持管理コストの低減が特徴の賃貸住宅

5月8日16時50分配信 nikkei TRENDYnet

 パナホームは、“ロングバリュー賃貸住宅”「NEW『エルメゾン』」を2009年5月8日に発売した。2階オーバーハング対応の柔軟な設計や建物の維持管理コストの低減が特徴。参考価格は、3.3平方メートルあたり47万円台から(標準本体価格・消費税込み)。

 2階の一部を張り出すオーバーハングの設計に対応して、床面積の拡張が可能なほか、外観のイメージにも変化をつけられる。建物のタイプは、敷地対応力に優れた“重ね建てタイプ“や“片廊下タイプ”“メゾネットタイプ”などを用意。シングル向けの1DKからファミリー向けの3LDKまで幅広く対応する。

 外壁には、光触媒技術を活用したタイル「キラテック」を採用。セルフクリーニング効果で美しさを長期間維持し、排気ガスなどの有害汚染物質(窒素酸化物)を分解する機能も備える。将来的な張り替えや塗り替え、メンテナンスの手間がほとんどかからず、同社の試算では、30年間賃貸経営した場合、一般的なアパートと比べて外周りの修繕コストを約330万円軽減できるという。

 構造は、軽量鉄骨 柱・梁ラーメン構造。フリープラン。北海道、沖縄、積雪寒冷地域を除く全国で販売。一括借り上げシステムやハウスクリーニングなど、さまざまな経営サポートサービスも用意した。初年度700棟の販売を目標としている。(文/館洋光=Infostand)

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