岡山駅西口にバスセンター開所 水戸岡さんデザイン、落ち着いた雰囲気

岡山市が再整備しているJR岡山駅西口広場で28日、待合室など備えるバスセンターが開所した。同市出身のデザイナー水戸岡鋭治さん=東京=のデザインで、駅西口の公共交通の新たな拠点となる。発着する路線バスの乗客らが早速、利用を始めた。

 バスセンターは岡山県バス協会が設置。待合所は鉄骨平屋148平方メートルで、バリアフリー。待合室やトイレ、券売所、運行管理室を備える。れんが風タイル、石造りの外観、木材を多用した内装で落ち着いた雰囲気に仕上がっている。

 この日朝、開所式が行われ、水戸岡さんや同協会、行政関係者らが参加し、テープカットした。

 西口バス乗り場は4月1日から、高速、観光、空港リムジンを東口から移し1日約400便が発着する予定だったが、工事が遅れたため24日から路線バスのみ乗り入れていた。高速、観光バスは6月1日、空港リムジンは7月1日から利用を始め、発着と同時に同センターで発券も行う。

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