「東急ハンズ」渋谷店、大規模リニューアル-ロゴ、制服も刷新へ

6月15日13時44分配信 シブヤ経済新聞

 東急ハンズ(渋谷区道玄坂1)は6月25日、旗艦店「東急ハンズ渋谷店」(宇田川町、TEL 03-5489-5111)をリニューアルオープンする。大規模改装は、1990年3月の増床以来、19年ぶり。「ヒント」をキーワードに情報発信を強化し、多様化する消費者需要に対応する。

 1階正面エントランスフロアには、シーズン&イベントフロア「ヒント・スペース」を新設。年間を通じて「季節感」のある商品、スタイルを提案する。各フロアのエレベーター前に新設するのは、パブリックスペース「Hint Pit!(ヒント・ピット)」。全6カ所に開設し、塗料やタイルなどを扱うB1Aフロアでは「『つくってる』を楽しむ!」、インテリア売り場4Aフロアでは「自分時間旅行」など、各フロアテーマに沿った試みを展開する。

 サービス面では、フロアスタッフを新たに「ヒント・スタッフ」に位置付け、コンサルティングサービスを強化。通路を広く取り、商品展示スペースを低く抑えるなどレイアウトを刷新、休憩スペースも拡充する。このほかストアロゴ、スタッフの制服などのビジュアルデザインも一新。「新生」東急ハンズをアピールする。

 東急ハンズ渋谷店は1978(昭和53)年9月に開業。「暮らし」に根ざしたベーシックな生活用品をはじめ、従来プロや専門業者などが扱ってきた工具などのツールや、木材やプラスチックなどの素材を提供し、バッグ、アクセサリーなどの雑貨や手品、パーティーの小道具など幅広い商品を展開。坂道に面した立地で、3種類の高さを設定した「A」「B」「C」のスキップフロアでも知られる。

 リニューアルに伴い、今月22日~24日の3日間は改装工事のため休業。営業時間は10時~20時30分。

モルフォ、画像高速表示技術「ImageSurf Ver.3.0」を製品化

6月2日16時3分配信 japan.internet.com

株式会社モルフォは、2009年6月2日、画像高速表示技術「ImageSurf」に機能を追加し、バージョンアップを行った「ImageSurf Ver.3.0」を製品化したと発表した。

「ImageSurf」は圧縮データを高速に解凍し、画像の展開や拡大などの動作を高速に行うことで、写真や画像をすばやく検索、閲覧することを実現した製品。

従来の技術では高解像度の JPEG 画像を表示させる際、圧縮されている画像をすべて解凍してから表示させるため、表示に時間がかかる。

「ImageSurf」は画像ファイルの表示に必要な部分のみを解凍して表示させるため、画像を高速で表示できるほか、気になる部分を拡大表示させるときも高速で表示できる。

また、画像表示に必要な範囲のみを処理するので、使用するメモリ量も従来に比べて大幅に削減することに成功。この「ImageSurf」を進化させた「ImageSurf Ver.2.0」では JPEG 以外のフォーマットにも対応し、GIF や Flash 形式の画像の閲覧にも対応した。

新しく製品化された「ImageSurf Ver.3.0」では、サムネイル表示の機能を追加。表示にはタイル状に並んだ「グリッド」やらせん状に表示する「リング」など数種類の方法を用意。サムネイル表示は高速な上に処理量が少なく、タッチパネルにも対応する。

「ImageSurf Ver.3.0」は2009年春夏モデルの携帯電話端末に順次搭載される予定。

広島にくしカツメーンの立ち飲み店-70年代の昭和のバーをイメージ

6月8日22時19分配信 広島経済新聞

 広島・流川通りそばに6月9日、立ち飲み店「大衆酒場ツバメヤ」(広島市中区流川、TEL 050-3414-7791 )がオープンする。

 レトロな黄色に黒いツバメのシルエットの看板が印象的な同店。店内は、綿壁に薄い水色の壁面タイル、板張りの天井に裸電球と「和から洋に変わって行く一歩手前」(店長の見市靖さん)の昭和のバーをイメージした。木製のバーカウンターや綿壁には70年代のスターが写ったポロライド写真を貼り付け、バックミュージックには昭和歌謡を流すなど雰囲気作りに力を入れる。

 「1人で切り盛りできるよう」(同)にと店舗面積は約3坪。2階フロアの座敷、約3坪は「座りたいお客さん用」に開放する。

 メニューは、牛肉やエビ、キス、ウインナーに季節の野菜を揚げたくし(以上100円)や大阪どて焼き(280円)、サバの水煮とカレーのルーを煮込んだ酒のアテ、「サバカレー」(600円)など見市さんの出身地・大阪の名物が並ぶ。今後は、250~300円の価格帯のつまみをメーンに10~15種類のメニュー展開を考えているという。くしカツのソースは、「大阪では『串カツ=ヒシ梅』と言われるほど有名な」(同)「ヒシ梅ソース」「タマリソース」をブレンドしたオリジナル。

 ドリンクメニューは、生ビール、ハイボール、ホッピー(以上380円)など。グラスも70年代当時に使用されていた古いものを探して入荷するなどこだわりを見せる。

 ターゲットは1970年代に若者だった40~60代。客単価は1,000円~1,200円を見込み、「ちょこっと寄ってサッと飲める」をコンセプトに日常使いの店を目指す。

 営業時間は16時~24時。

日本のトイレ変遷を知って 土岐で時代ごとの便器展示

6月6日11時48分配信 中日新聞

 古今東西の便器などを紹介する展示「日本のトイレ博物館」が6、7の両日、土岐市下石町のTOTOマテリアで開催される。無料。
 明治時代に作られた初期の陶製便器から、最新の温水洗浄便座式まで約30点を並べ、便器の変遷を見ることができる。弥生時代の厠(かわや)や、武田信玄が使ったとされる便器などは模型で再現。また、米国など4カ国の便器や、黒色のトイレットペーパーなどもあり、「世界のトイレ事情」を比較している。
 敷地内の別会場ではタイル絵付け、モザイクタイルアート、熱気球の乗船体験など、子ども向けのイベントも用意される。問い合わせは同社=電0574(57)4800=へ。
 (志村彰太)

コウノトリ:鴻巣の空に 壮大な企画へ今月末から署名活動--観光協会 /埼玉

6月2日12時1分配信 毎日新聞

 ◇荒川沿いの5000平方メートルの雑木林、繁殖・自然放鳥めざす
 鴻巣の空にコウノトリを羽ばたかせようという壮大な計画に向け、鴻巣観光協会こうのとり部会のメンバーが今月末から署名運動を始める。国の特別天然記念物で71年に野生種が絶滅し、国内で人工飼育されているのはわずか190羽(08年現在)という希少種。環境省の許可が必要など、飼育経験のない鴻巣での実現の道のりは険しいが、まず市民の関心を高め地元自治体に働きかけるつもりだ。
 鴻巣市の鴻神社には、コウノトリが大蛇を退治したという伝説があり、地名の由来になったとも言われる。JR鴻巣駅に降り立つと、正面には巣で待つヒナにエサをやるコウノトリのモニュメントが出迎える。商店街の歩道にはコウノトリのタイルが張られ、商店にはコウノトリの名前を冠した菓子が並ぶ。市のキャラクターはコウノトリのひなをデザインした。
 これだけコウノトリをアピールする街だから、飼育しようと発想するのも当然の成り行き。市民グループ内で持ち上がり、部会の伊藤鋳義(かねよし)会長(70)らを中心に3年前から検討を進めてきた。当初はコウノトリの仲間でヨーロッパに生息するシュバシコウの輸入を計画したが、兵庫県豊岡市で自然繁殖が成果をあげていることから「本物を」と思い切った。
 部会の構想は、市内に自然に近い状態で飼育できる施設を設置。豊岡市に次いで多くの個体を人工飼育している東京・多摩動物公園から2~3のつがいを譲り受け、繁殖させ自然放鳥を目指す。施設は荒川沿いの5000平方メートルほどの雑木林が候補に挙がっており、敷地内にビオトープを作りエサ場にする。遠くまで飛べないよう少し羽を切り、周囲を低いフェンスで囲う。
 伊藤会長は「これだけ市民に親しまれている鳥。鴻巣の空を飛ぶのはごく自然だ。生息できるよう自然環境を改善する活動にもなる」と話す。署名が集まれば、市や県に市民の要望として提出し、取り組みへの協力を求める方針だ。鴻巣にコウノトリが生息した証拠となる写真や絵、文書なども探すという。
 環境省野生生物課は「保護増殖の目的で専門家による長期的な自然繁殖計画があり、地域のコンセンサスを得て公共団体が取り組むのであれば、施設での飼育が許可される可能性もある」と話している。【金沢衛】

大名にトルコ料理店「パシャ」-在日26年のトルコ人が出店決意

6月3日11時45分配信 天神経済新聞

 大名に6月4日、トルコ料理店「PASHA(パシャ)」(福岡市中央区大名1、TEL 092-714-1234 )がオープンする。

 同店オーナーのギュルテキン・テュブレックさんは日本在住歴26年。小学生のころから日本に興味を持ち始め、来日。福岡でトルコじゅうたん、キリムの販売などを行っていたが、「トルコ料理や文化を広めたい」(テュブレックさん)と同店出店を決めた。

 店舗面積は21坪で、席数は32席。白を基調とした内装で、壁にはトルコ柄タイルをテュブレックさん自ら施した。店名の「PASHA」は、トルコ語で「大将、将軍、高貴な」などを意味する。店内では、定期的にベリーダンスショーなども行う予定。

 ランチタイムは、焼き肉料理を示す「ケバップ」、トルコ語でピラフの意味の「ピラウ」、パンの「エキメッキ」、スープ、サラダ、チャイがセットになったメニュー(980円)、日替わり煮込み料理のセットメニュー(780円)など、平日は3種、週末は2種のランチメニューをそろえる。ディナータイムは、ケバップ、ピラウ、豆料理、旬の野菜を使った料理などのほか、2,800円、3,800円、レディスコース(2,800円)などのコースメニューも。

 コアターゲットは20代後半~50代。想定客単価は2,500円~3,000円。年間売り上げは約2,500万円を見込む。

 営業時間は11時~15時、18時~23時。水曜定休。

アルミ壁画:生徒が集めたアルミ缶3万個 2年越しで完成--塩釜・玉川中 /宮城

5月24日12時1分配信 毎日新聞

 ◇塩釜・玉川中の前校長が中心に 「学校の新しいシンボルに」
 塩釜市立玉川中(同市権現堂)で、生徒らが集めた約3万個の使用済みアルミ缶を溶かして作った鋳物の「アルミ壁画」が2年越しで完成し、22日にお披露目式があった。制作の中心になったのは、前校長の高橋勉さん(60)=同市社会教育指導員、多賀城市在住。生徒も「学校の新しいシンボルができた」と喜んでいる。
 壁画は縦1・5メートル、横2・9メートル。デザインは生徒から募り、3人の考案を生かしたもので、鳥かごからハトが巣立ち、手のひらに乗せた校章が描かれている。「START LINE」など生徒会のスローガンが刻まれ、生徒・職員ら712人が漢字1字で表した花びら形のメッセージも張り付けられた。
 同中では毎年、文化祭で制作したタイル壁画を校門前の壁に飾ってきたが、ベニヤ板にタイルを張り付けた作品だったため、風雨で朽ちてしまい壊れやすかった。
 高橋さんが「長く記念に残るものを」と考え、資源再利用の環境教育を兼ねてアルミ壁画制作を思いついた。高橋さんは、35歳で教職に就く前は、盛岡市の南部鉄器工房に勤めていた“変わり種”の校長。その経験を生かして校庭の一角に、手作りの炉や鋳型を備えた作業場を設けた。
 高橋さんは、生徒らが家庭などから集めた3万1099個のアルミ缶を鋳造。壁画は35のパーツに分けて制作したため、鋳造は21回にも及んだ。生徒も「壁画制作委員会」を組織して、学校あげて制作に取り組んだ。高橋さんは3月末で定年退職。その後も学校に通い、先月末に壁画を完成させた。
 22日のお披露目式で、生徒代表から感謝の花束を贈られた高橋さんは「退職しても、大好きだった学校に思い出の作品がある。私は幸せ者」とちょっぴり恥ずかしげな表情で語った。生徒会長の伏木卓也君(3年)は「壁画の質感がすばらしい。学校の新しいシンボルになると思う」と喜んでいた。【渡辺豊】

銭湯ライブ:客足の復活目指す 若者が生演奏を堪能--高円寺 /東京

5月28日11時0分配信 毎日新聞

 ◇タイル張りの風呂
 杉並区高円寺北3の銭湯「なみのゆ」で、浴場を会場にしたユニークなライブコンサートが開かれ、地域の話題となっている。
 ライブの提案者は、なみのゆを設計した1級建築士で、アマチュアやインディーズのバンドに知り合いの多い今井健太郎さん(41)=港区。日ごろから「銭湯に足を運んでもらうにはどうすればいいか」と、呼び込み策を模索していた店主、大小島(おおこじま)博さん(59)に企画を持ちかけたという。
 今井さんたちは07年、さびれゆく銭湯をもり立てようと、有志で実行委をつくった。同4月、「湯フェス」と銘打った銭湯ライブを品川・戸越銀座温泉で開催。以来、半年に1回のペースで各地で開いてきた。昨年11月になみのゆでも初めてライブを催した。
 会場のセッティングは、浴槽の上にベニヤ板を置き、その上で演奏をするいたってシンプルなもの。今月16日になみのゆで、2回目となるライブを開催。都内と京都市から、アコースティックやロック、ジャズの計3バンドが出演した。
 風呂場は、観客が20人も入ればいっぱいになる大きさ。午後3時半に開演し、常連や都内外から集った若者らが、まだ日の差し込む明るいタイル張りの床で、心ゆくまで生演奏を楽しんでいた。
 大小島さんは「これからの時代に銭湯が生き残るには、風呂のある自宅からわざわざ足を運んででも利用したい、と思わせる魅力ある仕掛けが必要」と力を込める。
 なみのゆの開業は、終戦直後の1946(昭和21)年。利用客は20年前に比べると、年間5分の1以下にまで落ち込んでいるという。大小島さんは「まずは銭湯を身近に感じてもらうのが一番。ライブは毎回好評なので、ぜひ定着させたい」と話している。【松谷譲二】
〔都内版〕

「浜マーケット」仮設店舗完成/横浜・磯子区

5月12日23時0分配信 カナロコ

 二〇〇七年四月二十七日に放火とみられる火災で十七店舗が焼けた横浜市磯子区久木町の商店街「浜マーケット」(磯子商店街商業協同組合)で十二日、被災店舗の跡地に整備された仮設店舗のお披露目式が開かれた。悲劇から二年。式では復興への願いを込めてつくられた歌やフラダンスなどが披露された。

 仮設店舗は木造平屋建てで約十八平方メートル。可動式のテントを壁代わりにし、バザーやコンサートなどのイベント会場として活用する。店舗横には、地域の子どもたちがタイルを地面に敷き詰めた約十五平方メートルの広場も整備された。

 同マーケットで若者の就労支援活動を展開していた特定非営利活動法人(NPO法人)「コロンブスアカデミー」が、横浜市の助成金五百万円を活用して昨夏から整備を進めていた。

 この日の式には、商店街関係者ら約五十人が参加。焼失前の同マーケットに客として通っていたギタリストの篠崎洋子さん=磯子区=が、思い入れを込めて作詞・作曲した「輝け、浜マーケット」など五曲を披露した。

 磯子商店街商業協同組合の小島正喜理事長(63)は「火災の後片付けを始め、付近住民には大変世話になった。(仮設店舗を)井戸端会議ができるような場にし、恩返しをしたい」と話し、毎日、同マーケットを訪れるという近所の主婦高久俊子さん(47)は「若い人にもっと集まってほしい」と期待していた。

人気セレクト「フリーズショップ」、渋谷に初のメンズ・レディス複合店

5月16日17時15分配信 シブヤ経済新聞

 人気セレクトショップの「FREE’S SHOP(フリーズショップ)」は5月2日、渋谷・神南に初のメンズ・レディス複合店「FREE’S SHOP神南店」(渋谷区神南1、TEL 5456-3271)をオープンした。

 1995年9月にデビューしたフリーズショップは、「ライフカルチャーの創造」をコンセプトに国内外のセレクト商品、オリジナルラインを提案。サンエー・インターナショナル(渋谷1)が1995年9月に立ち上げ、2005年に100%子会社のFREE’S INTERNATIONALがブランドを継承した。

 昨年は、「渋谷明治通り店」(神宮前6)内にメンズ向け業態「FREE’S SHOP MEN」の期間限定店を出店。渋谷・神南の商業施設「フレーム神南坂」地下1階~1階にオープンした新店は、初のレディス・メンズ複合店に位置付ける。

 店舗面積は両フロア合わせ約223平方メートル。モロッコやメキシコなどの高級リゾートホテルをイメージし什器などにも「こだわり抜いた」(同社)ほか、壁はアーチ状にカッティング。1階は白を基調にホテルのロビーをイメージ。エントランスや両フロアを結ぶ階段の側面・天井には、イタリアの高級タイルを採用。地下1階は、モロッコ風のランプをつるしバーカウンターを設けるなど「落ち着いたスペース」(同)に仕上げた。

 商品は各フロアでメンズ、レディスをミックスしたレイアウトでカップル客の利用にも配慮。1階はフリーズショップのオリジナルラインを中心に、値ごろ感のあるアイテムを投入。地下1階はインポートなど買い付け商材を中心に展開する。

 「ハイエンド・ストリート」をブランドコンセプトにしたFREE’S SHOP MENは、同店から展開を本格始動。オリジナル、インポートをはじめ国内人気ブランド「VANQUISH」などとのコラボレーション商品も販売する。商品構成比はレディス6対メンズ4。

 オープンを記念し、フロントボタン付きベアトップワンピース(16,590円、カーキ・ブラックの2色)を限定販売。営業時間は11時~20時。